カラーズクリエーション所属のクリエイター4組が、岩手県の一関市の名勝天然記念物「厳美渓」を舞台とした『厳美に灯る奥の光』の総合演出、アートワーク・プロジェクションマッピング映像制作を手がけました。
■総合演出 石多未知行 コメント
今回のナイトウォークでは厳美渓の魅力を「奥の光」と言い換え、この地に元からある自然を活かした演出を心掛けました。紅葉シーズンのウォーキングコース・吊り橋をライトアップすることで自然自体の魅力に彩りを加え、昼には見えない立体的なビジュアルを顕在化させました。
足元にも小さな照明をいくつも用意しているので、ただ歩くだけではなく、ドングリやキノコなどの秋ならではの小さな自然を発見しながら、ゆっくりと楽しめるものになっていると思います。
また今回はサウンドアーティストにも加わっていただき、自然の音と演出的な音楽が組み合わさった幻想的な空間を作っています。こういったところにも注目しながら、楽しんでいただけると幸いです。
■参加クリエイターの紹介
《Sunnana inc.(サンナナ)》
「厳美に灯る奥の光」の目玉であるプロジェクションマッピング映像を制作。
九州熊本を拠点に活動するデザイナー×ミュージシャン×プログラマーがコラボレーションして生まれたクリエイター集団。(株)カラーズクリエーション所属。美しい素数である『37』この唯一無二のナンバーのように、サンナナだけが表現できる先進的且つ叙情的な美しい表現を追求しマルチに活動中。
「Sunnana.inc」プロモーションリール
《Ayako Shinohara》
「厳美に灯る奥の光」の各種アートワークを制作。
アートディレクター/グラフィックデザイナー。(株)カラーズクリエーション所属。一般財団法人プロジェクションマッピング協会にてグラフィックデザインと映像制作に関わる。企業展示会、ホテルラウンジでのPM演出に携わる。可愛く、親しみやすい作風を得意とする。
《Takashi Shigetake》
「厳美に灯る奥の光」各演出のテクニカル部門を担当。
ビジュアルデザイナー/ビジュアルエディター。
(株)カラーズクリエーション所属。一般財団プロジェクションマッピング協会、カラーズクリエーション株式会社に所属し、国内外の様々なプロジェクションマッピングに携わる。アーティストとの映像コラボレーションやCG製作の他、設置施工に関わるテクニカル部門も務め、多岐にわたり活動中。
《MICHI / Michiyuki Ishita》
「厳美に灯る奥の光」の総合演出を担当。
(株)カラーズクリエーション所属。一般財団法人 プロジェクションマッピング協会代表、カラーズクリエーション株式会社、株式会社NIGHT WAVE代表取締役CEO、一般社団法人METACITY推進協議会代表理事、東京芸術大学、デジタルハリウッド、尾道大学他非常勤講師。
■厳美渓の新たな魅力を発見するナイトウォーク「厳美に灯る奥の光」とは
岩手県一関市に位置する名勝「厳美渓」を舞台にしたナイトウォークイベントです。
来場者はランタンを携えながら夜の厳美渓をめぐり歩くことで、紅葉のトンネルとライトアップのコラボレーションや淡い光を放つ蓮の花など「奥の光」で彩られた7つのスポットを体験。最終地点にはプロジェクションマッピングが投影され、日中には見ることのできない厳美渓の新たな魅力に出会うことができます。
Four creators belonging to Colors Creation worked on the overall production and artwork projection mapping video production of “Genbikei Gorge”, a scenic natural monument in Ichinoseki City, Iwate Prefecture. .. The seven spots colored by light attracted visitors.
By illuminating the walking course and suspension bridge during the autumn leaves season, it adds color to the charm of nature and creates a three-dimensional effect that cannot be seen in the daytime.
This time, a sound artist joined the team to create a fantastic space that fuses natural sounds and directed music.